ハムちゃんとお別れ(続き)
(続き)
翌日(今日ですね)、老ハムのケージをみると生きてました。
よかった。一人で先にいってはいなかった。。
ひっくり返って、足をバタバタさせてて、起き上がれない。
足をばたつかせるのも体力が要るから、すぐに体勢を直してあげて
タオルに抱きかかえました。
下痢をしていたので、(それ自体は1日で治ったんですが)
お尻についたものを取ってきれいにいしてあげたくて、
絞った濡れタオルで拭こうとするとほんとに嫌がる。
あ、無理に体力使わせちゃうな。。
清掃はあきらめて、抱っこして何か食べさせてあげることに。
でももう固形物は無理でした。
人肌程度の温度の砂糖+塩+水で補水液を作り、
口に持って行ってあげたら、飲んでくれました。。。
良かった。。
その後、お小水も出たんですが、そこからはもうほんと、覚悟しないとなって状況になり。。
ハムスターは、何等かしらの状況になると、頬袋から
食べ物を出すみたいなんです。
うちの子もぐったりしながらも、頬袋からナッツを出して
でも、食べようとはしませんでした。
ずっと眠たそうに普通に目をしょぼしょぼさせていたんですが、
あるところから、目を見開いて苦しそうに息をして、
体が定期的に小さく痙攣をして。
最期にキュって鳴き声が少しして、見開いていた目を一気に閉じて、
眠りにつきました。最後の1時間位はほんとに苦しかったね。
終わったとき、お疲れ様。もう苦しくないよって。
ほんとに今までありがとう。だいすきだよ。って
それ以外、何も思い浮かびませんでした。
号泣の後、やっと体をきれいにさせてくれました。
もう死んじゃうかもって思い始めて、半年以上。
でも元気に今日まで生きてくれた。
老化以外にも何か病気なんじゃないかなっていう思いもあったのですが、
- 故意ではないが、病院に行ったことが発端で、死んでしまった子がいた。
- 病院で処方される薬は大方は抗生物質であり、それは家にある。
- もう手術(麻酔)や処置ができない年齢に達している。
以上のことから、ほとんど緩和ケアに近い、自宅での介護生活で
最期まで面倒見させてもらいました。
介護ってハムも人間も一緒なんですよね。つくづく
- バリアフリーが必要
って思いました。
足を引き摺った老体にはもう砂場までのちょっとした角度に
耐えられなくなっていたので、スロープを作ったりしました。
でも、砂場で遊んでなかったな。
それ以外にも
- 食事皿をやめて背の低いところに置く
- 床材をやめペットシーツに切り替えて歩きやすいようにする
などやりました。
ハムスターは視力が弱いと聞いていましたが、安心させるという意味で、
既存の周囲の環境を変えない方がいいのかなって思って、
滑車の位置、お家の中でのケージの場所は今まで通りにしていました。
他にできることあったかな。思いつくこと、できることはすべてやりました。
だから、我が子がハムランドに旅立ってしまって
本当にとても悲しいけど後悔はしていません。
もっと一緒にいたかったけど、苦しそうにしているのを見たら、
本当にお疲れ様。もう苦しまなくていいよ。
って言葉が先に頭に浮かびました。。